ハルキスト

 数週間前東京に行ってそこのデカい紀伊國屋村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を買ってきて以来俺は村上春樹にどハマりしている。1週間間隔で1,2冊増える。こういう人間は「ハルキスト」というカテゴリーに当てはまるんだろうけど俺はなぜかそこに当てはめられることになんとなく抵抗感を感じる。

 思うにこの違和感、もしくは逆張りとも表現できる気持ちの出発点は自分の感性やら選好やらの感情の総合的な部分が一つのカテゴリーに括られることへの抵抗じゃないかなと。俺が村上春樹作品を好きであることは間違いない。でもだからと言ってその属性だけが取り上げられて「ハルキスト」とたった一言で自分というものが表現されうるというのに不足を感じる。「ハルキスト」というのは選好の一部分を指すだけのはずなのにその強い語気が全体の総和まで指してしまっているように俺には思える。

 とまぁこんな感じで逆張り的感情を長々と書いてみた。こんな感じで思考のアウトプット能力を高めるべく諸先輩方に触発されてブログを始めたわけだけれども。これからは流石にもうちょっと中身のあること書いていきたい。こんなことならTwitterでもできるからね。